2012.12.25 新着情報

精密機器輸送中に起こる振動対策

精密機器輸送をする上で最も注意しなければならないのは振動対策です。精密機器輸送中に振動が起こることにより、精密機器にキズが入ったり、振動による衝撃で不具合をきたしてしまう可能性もあります。このようなことから、精密機器輸送業者では振動が起こらないようにするための対策をしっかりと行っているのです。

まずはトラックに対する対策です。トラックはどうしても振動してしまいますが、それを抑制するために専用の抑制シートなどを設置するのです。これによって極力振動を避けることができます。また水平を保てるトラックなども利用します。坂道などを登るときにはどうしても水平が保てなくなります。これにより精密機器が移動して破損してしまう可能性があるのですが、それも水平に保つことにより避けられます。

またトラックに対する対策のみならず、梱包の時点でも対策を行っているのです。例えば段ボールに精密機器を入れる場合には、緩衝材などを入れて揺れないように固定します。また、トラックに積んだ後にもさらにトラックの荷台の中で動かないよう、多くのエアーキャップなどを使うのです。また精密機器は静電気に弱いものも多々あるため、静電気対策のできるエアーキャップなども使用しています。もちろん、トラックの運転手もできるだけ揺らさないように運転するよう指導されています。このような安全対策を何重にもしておくことにより、安全・快適な精密機器輸送が実現することになるのです。

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