2013.06.20

精密機器輸送前にチェックしておくべき事:搬入時間

精密機器輸送を利用するときには、ある程度の搬入時間がかかると言うことを知っておく必要があります。一般的な輸送では、ものを運ぶだけですから、それほど時間はかからないのですが、精密機器輸送では衝撃や振動をできるだけ小さくして輸送することが求められますから、一般的な輸送よりも時間がかかるという点に注意しておきましょう。
また、事前に搬入先の下見を怠ってしまうと実作業が予定よりも時間がかかる場合もあります。実際の輸送時の作業量などの計画をしっかりと行う必要があるのです。
他にも注意する点として、搬入時間を長引かせないためには搬入経路の確認も必要です。精密機器輸送には特別な機械を使うこともありますから、広い通路が必要となることもあります。ですから、搬入できるのかどうかを確認しておく必要がありますし、その経路を確保しておくことが必要となってきます。精密機器輸送を利用して荷物が届いてから、いざ建物の中に運ぼうとすると通路を通らなかったということもあり得ます。そうなると搬入時間は非常に長くなり、その日のうちに搬入できないと言うことも考えられることです。
その為、納期や搬入・搬出の時間には余裕を持って作業をすることが重要です。色々な機器を搬入するときには、分刻みのスケジュールを立てるのではなく、余裕をもつとよいでしょう。時間の無駄に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、精密機器輸送では何らかのアクシデントにみまわれ、大幅に時間がかかってしまうこともあるので時間の余裕をもって計画するとよいでしょう。

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