精密機器輸送の行程について
精密機器輸送についてのお問い合わせをいただくと、まず専門アドバイザーなどの精密機器に関するノウハウを持った担当者が輸送機器の詳細についてのヒアリングを行います。搬出入の所在地、建物・機械状態等をもとに作業行程をコーディネイトし、費用の見積もりを概算します。大型機械や重量物のある機械の搬出・輸送の場合に特に下見が必要な場合は、現地に赴き、輸送する機器や備品などの種類、現地の設備、数量および搬出入ルート、設置スペースを把握して、スケジュールの調整を行います。車両と作業者の選定、資機材の準備、搬出ルートと最良の輸送ルート、および予備ルートを決定し、もっとも効率の良い輸送プランを運送会社が策定します。その後、スケジュールとお見積りについてお客様と打ち合わせを行い、最終的なスケジュールを決定します。
実際に輸送を行う段階になると、まず、精密機器および設備の取り外し、梱包を行います。なお、機器の種類や運送会社によっては、お客様に事前に梱包を行っていただくことが必要な場合もあります。その後、策定したスケジュールに基づいて、輸送先への運搬が行われます。
到着後は、輸送先で安全なルートを確保し、経験豊富なチームが安全で確実な作業によってご指定のスペースに機器を搬入するとともに、専門スタッフによる設置や配線・設定作業が行われます。最後に、事前にご指定いただいた取り付け設定・配置の確認を行い、作業終了となります。