2019.10.04

目的別に見る精密機器輸送!レントゲン機器編:振動・温度管理の徹底を!

レントゲン機器は小型の物もありますが、一式で500kgくらいの物から大きな物になると1500kgを超える物もあります。非常に大型であり、また精密機器のため、輸送はとても慎重に行う必要があります。

レントゲン機器などの精密機器輸送をする際には、まず事前に搬入先との打ち合わせが必要です。非常に大きく重量があるので、搬入先の部屋の間取りや経路などを確認し、綿密なスケジュールを立てないといけないからです。

精密機器輸送業者は、「エアサス車」という専門の車両を用意しています。
振動に弱い精密機器を壊さず運ぶため、特殊な免震機能を完備しています。
また、同時に温度管理も可能な「エアサス空調車両」もあります。
精密機器は振動だけでなく、温度にも配慮しなければなりません。湿気はもちろんですが、例えば高温すぎるとチップの破損が起きてしまいます。更に、温度差による結露の発生も防ぐ必要がありますので、温度管理は非常に重要になります。

精密機器輸送時は、搬入・輸送・搬出・設置まで、専門的な知識と技術を持ったスタッフにより円滑な作業が行われます。搬入先の建物には養生なども設置しますが、凸凹路面を台車で運ぶ必要がある場合は、路面にも養生します。これも1つの振動対策です。

精密機器の中でも医療系の機器は特に繊細で、かつ大型のものが多いです。レントゲン機器の他には、血液検査装置や尿蛋白定量機、MRI、CTスキャン、も同様に慎重な輸送が必要です。
医療機器を輸送する際、医療機器輸送の実績のある精密機器輸送業者を選ぶ方が安心でしょう。

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