2013.06.07

精密機器輸送のときの高さ制限について

精密機器輸送のときに気をつける項目の1つが高さ制限です。では、どのような高さ制限があるのでしょうか。
まず、輸送する機器を梱包した高さの懸念です。梱包も含めた機器の高さが搬入先の出入り口などの高さでも入るかどうか事前に確認しておくことが必要です。想定していた搬入口の高さが足りない場合などは別の入り口を探しておき搬入当日に手間取らないようにすることが大切です。
次に、輸送時のルートに高さ制限のある高架下やトンネルがあるかどうかの確認が必要です。輸送ルート上に高さ制限のある道がある場合、エアサス車やゲート車が通れるかどうかの事前調査も必要となります。もし通れないようであれば、事前に遠回りにならないようなルートを決めておくとスムーズに輸送することができます。
また、駐車スペースの確認も高さ制限を考える際に注意が必要です。都心などの人口密集地では、屋外の駐車スペースが限られている場合があります。その為、地下駐車場を利用することもあります。そのような場合は高さ制限が低めに設けられていることが多く、大型車では駐車することができなくなります。このような事態にならないように、前もって駐車スペースの確認も行っておくことが大切です。事前の確認しておくことで、車高の低い精密機器輸送車両を用意するなど対策がたてられます。
このように精密機器を運ぶ際には、スムーズに搬入できるようにしっかりとした準備をすることが重要になります。

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